町並みを活かした地域の活性化を目指して
平成22年9月30日(木)に小須戸中学校の総合学習の一環で「小須戸の町並みの特徴と中学生ガイド体験」と題して、中学生20名に授業を行いました。
9名と11名の2グループに別れ、同じ内容で2回授業を行いました。
初めは、町屋ギャラリー薩摩屋で、小須戸の歴史や町屋の特徴の解説をし、その後は中学生と一緒に町を歩いて、ガイドを行いました。
ほとんどの生徒が、小須戸縞という織物の存在や、蒸気船が信濃川を運航していたことを初めて聞いたようで、とても驚いていました。自分たちの住んでいる町の歴史に触れる機会ができて、良かったのではないかと思います。
また、多くの生徒が「町屋」という言葉を知っていて、とてもうれしく思いました。これまでの活動の成果の1つではないかと思います。
また来年以降も、総合学習に取り入れていただければと思います。
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平成22年10月1日(金)、小須戸小学校4年生の総合学習で町屋を学習した「町屋探険隊」による発表会が開催されました。
町屋に関する五七五の標語を作ったり、町屋の模型やまちあるきマップを使って説明したりと、わかりやすくなるよう工夫された発表でした。
発表を聞いていた児童達は、小須戸の町屋が築100年ほど経っていることや、50メートル走ができるほど長い町屋の奥行きについて聞いて、驚いた様子でした。
発表後は、「鼻隠し」や「格子」などの小須戸の町屋の特徴に関する質問が挙がりました。多くの児童から小須戸の町屋へ関心を持ってもらえたように思います。
4年生の総合学習では今後、実際に小須戸の町並みを歩く計画があるそうです。小須戸の町屋や町の良さを感じてもらうことができれば、大変うれしいです。
さる5月11日(火)に小須戸中学校において、
「小須戸本町の町屋が有名って知ってましたか?」と題して
1、2年生約200名を対象に講演を行いました。
これは、小須戸中学校で実施している「総合的な学習の時間」の一環で、同校では小須戸地区の地域おこしをテーマとして学習を進めています。
この日は、小須戸本町の歴史、小須戸の町屋の特徴と素晴らしいところなどについて
スライドで説明しました。最後には昨年作成した、まちあるきマップを全員に配付しました。生徒たちがマップを開いてしばらく見入っている姿を見て、改めてマップを作成して良かったと感じました。
なお、2日後の5月13日(木)には、1、2年生で小須戸本町の雁木清掃をしたそうです。秋には、3年生も小須戸の町屋について学習する計画があるそうです。
今後も中学校や小学校などとも連携して活動を行っていこうと思います。